私が会社を早期退職したのは昨年のことでした。早期退職というと定年間近の人のようなイメージもありますが、私はまだ40歳になったばかりだったので、退職後にすぐに次の仕事を見つけねばならず、かなり苦労しました。
お蔭様で現在は知人のツテで新しい就職先を見つけることができたのでほっとしていますが、約8ヶ月間も無職の状態でしたので家族にも迷惑をかけましたし、精神的にかなりツラいものがありました。
そもそも退職のきっかけになったのは、私が体調を崩して会社を長期で休んだことでした。日頃の不摂生ももちろんあったのでしょうが、自分の中では病気になった1番の原因は無理なスケジュールでの仕事が長期間続いたことです。
若い頃から休む暇もなく働くのには慣れているつもりでしたが、管理職になってプロジェクトをまとめる立場として働くことに、かなりストレスが溜まったようで、いきなり体調が悪くなり、全く会社に行くことができなくなりました。
1年近くも会社を欠勤し、最後は自己都合で退職することになったのですが、いざ退職して「失業保険を貰おう」としたところ、自己都合ではすぐに失業保険が貰えないです。
これには鞭だったこともあり、非常に驚きました。多少の蓄えがあったので家のローンや生活費などの支払いはできましたが、失業保険が受給されるまでの3ヶ月間はかなり厳しかったことを覚えています。
自己都合では失業保険が貰えるまで、強制的に3ヶ月を待たないといけません。「それならば、無理を言ってでも会社都合にすれば良かった」と今では思います。
これはワガママではなく、明確な理由があります。会社を1年間も病気で休んだ原因は、無理な勤務が続いたことです。この主張すれば通った可能性が高いです。
後からハローワークの人に聞いた話では、一旦、自己都合で退職した人でも、場合によっては会社都合の扱いにできる可能性がありますが、そのためには退職理由が「実は会社都合だった」ことを証明しなければなりません。
「タイムカードや勤務記録」などでサービス残業が多かったことを証明したり、セクハラやパワハラがあった場合はその「回数、場所、時間、状況」などをメモしたものが必要だったり、色々とハードルは高いです。実際に会社都合に覆った例もいくつもあります。
また、知っている人からすれば当然でしょうが、失業保険を受給し続けるためには、4週間に1回ある認定日に「失業中で就職活動をしていることが認定されなければいけない」という仕組みにも驚きました。
実は私は「1度手続きしたらそれで終わり」だと思っていたので、面倒なシステムのようにも思えましたが、不正受給などを防ぐためには有効なプロセスです。
最後に個人的に求職中には病気や怪我に気をつけたいです。失業保険の受給資格には「就職できる状態であること」と明記されているので、病気やケガがひどい場合は失業の認定を受けることができないです。病み上がりの状態でもあったので、いつも以上に健康に気をつけながら就職活動をしたのを覚えています。
私は零細といったほうがイメージ合う中小企業の事務職で働いていたのですが、去年に退職しました。理由はよくある話で上司からのセクハラです。
自分でも色々と解決しようと頑張ってみましたが、結局どうにもならず、最終的には社長に「事実の報告と相談」をして、退職することにしました。
元々、それほど気に入った仕事でもなかったので、辞めることには抵抗はなかったのですが、理由が理由だったので、自分の面子のためにも退職理由が会社都合になることだけは譲りませんでした。
もちろん、その後の「失業保険をすぐに受給するため」ということが1番の理由でもあります。もっと揉めるかと思っていましたが、意外とすんなり会社都合の退職ということになり、無事にすぐに失業保険を受け取ることができました。
「会社都合にする=セクハラを認める」と成り兼ねないですし、会社都合にした場合はその会社が行政に監視されるケースもあるため、会社都合を嫌がる企業は多くあります。
今回はラッキーというよりも、会社も「ここで揉めて、事態が大きくなることを恐れている」という感じでした。私も訴える雰囲気を出さずに、あくまで会社都合の要望のみに執着したことが伝わったかもしれません。